「陰徳あれば必ず陽徳あり」のことわざは、徳を積むと同意語です。

徳を積むということ

 

徳を積むということは、良い行為をすることです。
昔の言い方ですが、良いことをするには次の2種類の表現があります。

 

陽徳
良いことをして周りから認められて褒められたり、表彰されるようなこと

 

陰徳
人知れず行った良いこと(誰にも褒められないこと)

 

「徳を積む」とは正式には「陰徳を積む」という言葉を意味しています。

 

人知れず行った良いことは、その時は周りから認められなくても、神様は見ていてどこかで必ず返ってくるという意味です。
ちなみに故事ことわざでは、「陰徳あれば必ず陽徳あり」というものがあり、徳を積むと同意語です。

 

しかし、徳を積むことで返ってくる見返りは、それがいつになるかは分からないですし、そもそも徳を積むことは見返りを期待せずに良い行為をすることが求められます。
自分の損得を考えず、世のため、人のために自然と良い行動を取れる人は必ずどこかで報われます。

 

 

前世・来世にも徳は関係している

神様イメージイラスト

徳を積むと生きているうちに良いことがなくても、生まれ変わったときに良い環境や素晴らしい才能を手に入れる形で神様からご褒美があると言われています。
一部の宗教やスピリチュアル論では、徳を積んだことを幸せポイントとして人生の間に累積されて、徳でためたポイントに応じて天国・地獄や来世の運命が決まるという考え方もあります。

 

どちらにしても、良い行為を行うのは素晴らしいことです。
また、将来的な損得を考えれば、周囲に自分が行った良い行為をアピールして陽徳にするよりも、陰徳として人知れず良いことを積み重ねていった方が見返りが大きいと言われています。

 

 

現世で恵まれている人は隠徳の恩恵かもしれない

世の中には、才能や運で大成功を納めている人もいます。
また、残念ながらどれだけ現世で努力をしても、才能や巡り合わせがなければ成功するのは困難です。

 

たとえば、天性の才能とも言える体形やセンスでプロスポーツで成功をしている方や、ひとつの出会いをきっかけにビジネスや組織で大成功を収めている人は前世で徳をたくさん積んでいた可能性が高いです。

 

周りから表面的なことだけを見て、「あの人は恵まれていて羨ましい」と思っている方は、徳を積んでいけるような人間を目指してください。

 

見た目は華やかで苦労をしていないような人でも、誰にも見られていないところで徳を積んでいたり、前世で徳を積んだ見返りを現世で受けている場合があります。