前世の自分の方が優秀で、現世の自分が前世より劣っていることはありません。

人は生まれ変わり成長する

 

人間は生まれ変わりをしながら成長を続けていきます。
つまり、前世の自分の方が優秀で、現世の自分は前世より劣っているという事はありえません。

 

 

人間の能力は日々進化している

人間は文明や能力、感性など幅広い面で長い歴史とともに進化しています。
スポーツ競技で世界記録が塗り替えられるものが多いのは、生まれ変わりながら成長を続けている要素もあるでしょう。

 

前世の経験や失敗を人間は現世でも活かしているため、日々進化しているのです。

 

 

女性の顔の進化で見る進化論

綺麗な女性

女性は美人になりたいと思う気持ちで顔が変わると言われています。
女性は男性に比べても、美への意識が高く、長年ルックスやスタイルは女性の課題でした。

 

女性の顔つきを時代別で見てもらうと、明らかに違いが出ているのがわかると思います。
昭和のアイドルや、明治時代、大正時代など時代が古くなるにつれて、現代人の感覚では理想的な美人とは違った顔つきの方が多くなります。

 

なぜ、時代とともに顔つきが変わるかというと、人は綺麗になりたいという気持ちを生まれ変わってからも持ち続けているからではないでしょうか?

 

顔付きは本来進化する必要性が少ないにも関わらず、時代とともにこれだけ変化しているのは前世からの想いを引き継いでいると考えるのが自然です。

 

 

人間には一長一短がある

人間が生まれ変わるごとに進化すれば、平均寿命のサイクルで様々な進化を遂げる計算になります。
たとえば歴史的発明をした科学者が生まれ変われば、また歴史的な発明をする可能性が高いですし、プロスポーツ選手は来世ではさらに優秀なプロスポーツ選手になっていく理屈になります。

 

このように成長を遂げて、スーパースターに登りつめた人もいますが、人によっては長所を持っていながら、短所にコンプレックスを抱えている場合もあります。
人間には一長一短があり、全てが完璧な人はいません。

 

勉強ができても、運動ができないことにコンプレックスや憧れの気持ちを抱いていると、来世では勉強以外のことに夢中になる人生になるかもしれません。
人間の能力は生まれてからの努力や環境によって変化する部分も大きいので、現世で持っている長所や特技が必ずしも来世でも活かせているとは限りません。

 

また、現世では自分はこれだけあれば十分と短所やコンプレックスを割り切って考えていても、人は生まれ変わると、心の奥底に眠っていた想いが強くなって、来世に大きな影響を与えるケースも珍しくありません。