前世占いでは必ず耳にする、輪廻転生という言葉の意味について解説します。

輪廻転生とは

「輪廻転生(りんねてんせい)」とは、魂の生まれ変わりを指す思想です。

 

ヒンドゥー教、仏教などのインド・東洋系の思想に用いられる考え方ですが、古代ギリシアや輪廻転生の原則を持たないイスラム教でも一部で信仰されており、非常に幅広い層に支持されています。

 

時には転生輪廻(てんしょうりんね)、輪廻転生(りんねてんしょう)など呼び方が不統一的な一面も見受けられますが、基本的には「輪廻+転生」を組み合わせた造語です。

 

更に理解の震度を深めるためには、「輪廻」そして「転生」のそれぞれの意味を追求していく必要があります。

 

輪廻

人が生まれ変わったイメージ

「輪廻」とは、命を持つ存在が何度も現世に生まれ変わることです。
宗派によって輪廻の解釈が異なりますが、最も有名な輪廻の言い伝えとしてヒンドゥー教で布教される“五火説”があります。

 

五火説の内容は、

 

「現世を去ると月に登る。降り注いだ雨となって再び現世の地に舞い戻り、雨を吸収した穀物が実を付ける。その穀物を食べた男性の精子になり、いずれ子としてこの世に生を受ける」

 

というものです。

 

人間の魂は五火説に従って巡ると言われています。
しかし、輪廻の中には動物も含めた生命が混在するため、必ずしも人間が人間に生まれ変わるとは限りません。

 

よく「前世が犬だと言われた」といった話を聞きますが、信仰によってはあながち間違いではない思想と言えます。

 

転生

何回も転生したイメージ

「転生」とは、人の死後も魂は消滅せずに、新しい肉体を持って生活し続けるという生まれ変わりの考え方です。

 

輪廻とかなり近い存在ですが、輪廻は古いものが新しいものに変わりゆく「流転」の立場を取る考え方に対して、転生は今ある魂は死後に生まれ変わりとして元に戻る「循環」であるという考え方の違いがあります。

 

一般的には輪廻転生、もしくは輪廻と同じ意味として扱われるため、大きな違いはありません。
輪廻も転生も人間から動物まであらゆる生命で生まれ変わりを行うという立場です。

 

しかし、宗教観のようなセンシティブな場面では流転と循環のような使い分けが行われ、輪廻は許容するが転生は認めないといったケースが見受けられることもあります。

 

占いとの関係性は?

占いをしている様子

輪廻転生をベースとする占いの中には「霊視占い」「霊感占い」という種類の方法があり、前世を見ることで個人の持つ運命力を解析できます。

 

また、これから先の未来に起こりうる試練に対して前世の体験を参考にすることで乗り越える方法を導き出せるのです。

 

考え方を知れば占いへの理解に繋がる

「輪廻転生」は、人の生まれ変わりに関する考え方です。
しかし、一部の宗教での考え方であるため、無宗教者が多い現代では必ずしも一般的とは言えません。
あくまで宗教観によっては輪廻転生のような考え方があると理解を示した上で、占いに活用する必要があるのではないでしょうか。