霊視占いとは
「霊視占い」とは、霊能力者による占いです。
“霊感”を最大限活用した能力により、依頼人にまつわる霊と交信する手法で、過去や将来などの利用者本人が持ち合わせる運命力などを聞き出します。
一般的に恐れられている地縛霊などを可視する能力ではありません。
霊視占いの基本は守護霊を見ることです。誰しも守護霊という霊に守られており、守護霊は物事を良い方向に導いてくれます。
しかし、一般的な人間には守護霊の力を感じられません。
「守護霊の言葉さえ聞こえれば上手くいくのに」という理想を仲介するのが霊視占いなのです。
自分の前世を見て貰うことはできるのか
霊的な存在が見えるのならば、依頼する側としては「前世が見えるのか」という点についても興味が湧きます。
往々にして前世は現世への影響をもたらすと考えられており、人によっては守護霊と同じくらいの重要度だという認識です。
結果から言うと、霊視能力により「前世が見える」人もいます。
一口に霊視能力者と言っても能力レベルはバラバラです。
なんとなく霊の存在がわかる人もいれば、はっきりと知覚できる人もいます。
全ての人が前世を正しく認識できるとは限りませんが“霊視能力者の中には前世が見えやすい人がいる”という認識です。
そもそも“前世”という考え方とは
根本的な話として、前世は輪廻転生の考え方より導き出された存在です。
輪廻転生とは“人は亡くなった後に再び現世に生まれ変わる”と言う考え方で、前世は生まれ変わった私たち以前の生き物を指します。
前世の種類は様々です。
人間は人間にしか生まれ変わらないという意見もありますが、輪廻転生の上では動物に生まれ変わる可能性も十分にあり得ます。
前世による私たちへの影響は?
輪廻転生が実在するならば、現世は前世の行いによってある程度の運命が定められています。
そのため、前世を知り、失敗や成功を知識として蓄えておけば、同じような失敗の予防が可能です。
前世を見ることができるレベルの霊能力者が行う占いならば、いくらかメリットが見受けられます。
前世の根幹は考え方によって異なる
霊視能力の基本は守護霊を見ることですが、能力の使い方次第では前世を見ることも可能です。
しかし“前世”という考え方は輪廻転生に由来するもので、万人が受け入れている思想ではありません。
そのため、前世に関しては諸説あるのが現状です。
信仰は個人の自由ですが、前世を見る霊視能力者を根拠もなく否定するのは控えておきましょう。
それらの前提を踏まえた上で、前世があるという信念を持ち霊視能力を活用するならば、十分に価値のある選択なのではないでしょうか。